国際社会3 国民国家はどう変わるか
内容紹介
目次
著者紹介
今日の国家は、もはや従来の社会科学が前提としてきた「国民国家」ではない。地域統合によるトランスナショナルな空間が生まれているが、「国民国家」への固執と分離への志向も依然として強い。境界設定の変更を跡づけながら、人びとの意識の変化と市民権の変容を明らかにし、「国民国家」の行方を探る。
序 国民国家一その変化の現状と多様なゆくえ(梶田孝道・小倉充夫)
1 地域の統合と民族の分離(梶田孝道)
2 人の自由移動と国家を越える市民権(林 瑞枝)
3 言語からみた国民国家の変容(原 聖)
4 トランスナショナル空間の成立と文化の分節化(中力えり)
5 民族の定義と国際関係(大庭千恵子)
6 NAFTA圏と国民国家のバウンダリー(小井土彰宏)
7 先住民と国民国家(スチュアート ヘンリ)
8 外国人・移民政策と国民国家の論理(広渡清吾)
1 地域の統合と民族の分離(梶田孝道)
2 人の自由移動と国家を越える市民権(林 瑞枝)
3 言語からみた国民国家の変容(原 聖)
4 トランスナショナル空間の成立と文化の分節化(中力えり)
5 民族の定義と国際関係(大庭千恵子)
6 NAFTA圏と国民国家のバウンダリー(小井土彰宏)
7 先住民と国民国家(スチュアート ヘンリ)
8 外国人・移民政策と国民国家の論理(広渡清吾)