生産組織の経済史
内容紹介
目次
著者紹介
経済発展を支える多くの経済活動は、特定の経済主体が集まってつくられる組織の中で行われてきた。本書は、近代産業の黎明期における生産組織の雇用契約や継続的・長期的な取引関係を分析することで、市場経済の発展を支えてきた組織の態様を明らかにする。
序 章 生産組織の経済史(岡崎哲二・中林真幸)
第I部 工場制への移行
第1章 問屋制から工場制へ――戦間期日本の織物業(橋野知子)
第2章 工場制の定着――第一次大戦前期日本の石油精製業(内藤隆夫)
第II部 企業組織の成立と展開
第3章 近代的企業組織の成立と人事管理――第一次大戦前期日本の鉄道業(中村尚史)
第4章 工頭制度から直轄制度へ――戦前期中国の紡績業(王穎琳)
第5章 産業報国会の役割――戦時期日本の労働組織(岡崎哲二)
第III部 分散型生産組織の発展
第6章 分散型生産組織の「新展開」――戦間期日本の玩具工業(谷本雅之)
第7章 「部品供給―調達システム」の発生と淘汰――戦前・戦後期日本の機械工業(加賀見一彰)
第I部 工場制への移行
第1章 問屋制から工場制へ――戦間期日本の織物業(橋野知子)
第2章 工場制の定着――第一次大戦前期日本の石油精製業(内藤隆夫)
第II部 企業組織の成立と展開
第3章 近代的企業組織の成立と人事管理――第一次大戦前期日本の鉄道業(中村尚史)
第4章 工頭制度から直轄制度へ――戦前期中国の紡績業(王穎琳)
第5章 産業報国会の役割――戦時期日本の労働組織(岡崎哲二)
第III部 分散型生産組織の発展
第6章 分散型生産組織の「新展開」――戦間期日本の玩具工業(谷本雅之)
第7章 「部品供給―調達システム」の発生と淘汰――戦前・戦後期日本の機械工業(加賀見一彰)