メロドラマからパフォーマンスへ

20世紀アメリカ演劇論

著者
内野 儀
ジャンル
人文科学  > 美学・芸術
シリーズ
アメリカ研究叢書
発売日
2001/03/21
ISBN
978-4-13-080093-8
判型・ページ数
A5 ・ 280ページ
定価
4,180円(本体3,800円+税)
在庫
在庫僅少
内容紹介
目次
著者紹介
ブロードウェイを逃走し、身体のふるまいに舞台を移すアメリカの現代演劇。オニールからオフ・シアター、クイア演劇、パフォーマンス・アートまで、アメリカにおける<演劇性>のめくるめく変容を、学問と批評を切り結ぶ文体で論じる気鋭の著者、最新論文集。[アメリカ太平洋研究叢書]
メロドラマとパフォーマンス ――序にかえて
I ユージン・オニールとメロドラマ
 第1章 オニールのメロドラマティズム
 第2章 オニールのシアトリカリスム
     ――三つの「ページェント劇」における劇空間とセノグラフィ
II メロドラマからパフォーマンスへ(1)――戦後アメリカ演劇の展開
 第1章 『セールスマンの死』の「物語」――その「社会劇」的過程
 第2章 ヴェトナム戦争とアメリカ演劇(1)
     ――ディヴィッド・レイブの戯曲,あるいは怒れるヴェトナム帰還兵の醒めた目
 第3章 ヴェトナム戦争とアメリカ演劇(2)
     ―― 演劇の「広がり」から「深さ」へ
III メロドラマからパフォーマンスへ(2)――ポスト・ヴェトナム世代の演劇
 第1章 リー・ブルーアの『メッカ参拝』をめぐって
 第2章 サム・シェパードの時代――自己拡散・自己表示から指示表出へ
 第3章  <キャンプ>の政治学 ――『エンジェルズ・イン・アメリカ』の90年代
IV 世界演劇の地平とアメリカ――ミュラー/ウィルソン/バウシュ
 第1章 バウハウスとアメリカ/前衛の「夢」とパフォーマンス――ヴァーグナー,シュレンマーからウィルソンへ
 第2章 テクスト・歴史の復讐――ハイナー・ミュラーとロバート・ウィルソン
 第3章 ピナ・バウシュの日本/日本のピナ・バウシュ
V メディア,身体,アクティヴィズム――パフォーマンス・アートとは何か?
 第1章 パフォーマンス・アートとは何か?
 第2章 フェミニスト・パフォーマンスの系譜学
 第3章 60年代演劇革命から1980年の「境界」へ
 第4章 言葉への回帰と新たなアクティヴィズムへ
メロドラマからパフォーマンスへ
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