講座日本美術史2

形態の伝承

著者
板倉 聖哲
ジャンル
人文科学  > 美学・芸術
シリーズ
講座日本美術史
発売日
2005/05/31
ISBN
978-4-13-084082-8
判型・ページ数
A5 ・ 368ページ
定価
4,620円(本体4,200円+税)
在庫
在庫僅少
内容紹介
目次
著者紹介
作品と向き合い、記述することに始まる美術史学は、次に作品と作品との関係性に着目し、形態の伝承という現象を見出す。形態は、空間、時間、次元(平面/立体)、素材、ジャンル等の境界を越えて様々に展開する。本巻は、美術史全体をカバーする形態・様式の歴史の複雑な関係性の解明をめざす。 講座 日本美術史【全6巻】
序(板倉聖哲)
第1章 文化圏の境界
影響伝播論から異文化受容論へ――鎌倉仏画における中国の受容(井手誠之輔)
東寺旧蔵「山水屏風」が示す「唐」の位相(板倉聖哲)
南都再興造仏における慶派仏師の「中国」美術の受容をめぐって(根立研介)
第2章 模倣をめぐる現象
粉本と模写(河野元昭)
仏像と本様――鎌倉時代前期の如来立像における宋仏画の受容を中心に(藤岡 穣)
芸阿弥画本の幻影――室町水墨画の型(相澤正彦)
南画における木版画譜の利用――谷文晁の場合を中心に(武田光一)
第3章 継承と変容の位相
形態の増殖――「一遍聖絵」・「彦根屏風」・「動植綵絵」(佐藤康宏)
連歌的世界の図像学――室町時代の「尽し」風屏風を例に(島尾 新)
「形態の伝承」と伝説化をめぐる考察――「琳派」を中心に(玉蟲敏子)
板倉 聖哲
東京大学東洋文化研究所教授
講座日本美術史2
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