商人と更紗
近世フランス = レヴァント貿易史研究
内容紹介
目次
著者紹介
世界貿易の構造転換を支えた近世レヴァント貿易をどうとらえるか。地中海を舞台にアジアとヨーロッパを結びつけた「ひと(商人)」と「もの(更紗)」の動きの精緻な分析によって、ユーラシア規模の国際商業のメカニズムを描き出す。
第I部 商人社会の力学
第一章 ヨーロッパ商業空間とディアスポラ
補論 ディアスポラ論の現在
第二章 マルセイユ都市空間と商人共同体――比較論の試み
第三章 レヴァントのフランス商人――交易形態と交易条件
第II部 商品交易と技術伝播
第四章 レヴァント綿布貿易の成長と変動
第五章 レヴァント更紗とアルメニア商人――捺染技術の伝播と東西貿易
補論 シャファルカニ更紗・その後
第六章 ラングドック製毛織物の輸出貿易――アレッポむけ輸出の変動分析
第七章 自由港制度と更紗禁制――マルセイユにおける綿布輸入問題
第八章 プロヴァンス地方における更紗の密輸と地域内商業
第一章 ヨーロッパ商業空間とディアスポラ
補論 ディアスポラ論の現在
第二章 マルセイユ都市空間と商人共同体――比較論の試み
第三章 レヴァントのフランス商人――交易形態と交易条件
第II部 商品交易と技術伝播
第四章 レヴァント綿布貿易の成長と変動
第五章 レヴァント更紗とアルメニア商人――捺染技術の伝播と東西貿易
補論 シャファルカニ更紗・その後
第六章 ラングドック製毛織物の輸出貿易――アレッポむけ輸出の変動分析
第七章 自由港制度と更紗禁制――マルセイユにおける綿布輸入問題
第八章 プロヴァンス地方における更紗の密輸と地域内商業