日独関係史 一八九〇-一九四五 II
枢軸形成の多元的力学
内容紹介
目次
著者紹介
第二次世界大戦・太平洋戦争期の1930-40年代における日独関係は、日独伊三国同盟という枢軸形成の曲折に満ちた過程と、それぞれの内政的変動に彩られている。その輻輳した政治的・軍事的・経済的内実を、アジアの多極的な国際情勢を踏まえて明らかにする。
第1章 親日路線と親中路線の暗闘――一九三五―三六年のドイツ(田嶋信雄)
第2章 三国同盟の内実――一九三七―四五年の日本とドイツ(ゲルハルト・クレープス)
第3章 同床異夢の枢軸形成――一九三七年のイタリアを中心に(石田 憲)
第4章 日独同盟と中国大陸――「満洲国」・汪精衛「政権」をめぐる交渉過程(周 恵民)
第5章 日独関係における陸軍(スヴェン・サーラ)
第6章 日独海軍の協力関係(ベルトホルト・ザンダー = ナガシマ)
第7章 戦時経済協力の実態――ドイツの電撃的勝利から独ソ開戦まで(工藤 章)
第2章 三国同盟の内実――一九三七―四五年の日本とドイツ(ゲルハルト・クレープス)
第3章 同床異夢の枢軸形成――一九三七年のイタリアを中心に(石田 憲)
第4章 日独同盟と中国大陸――「満洲国」・汪精衛「政権」をめぐる交渉過程(周 恵民)
第5章 日独関係における陸軍(スヴェン・サーラ)
第6章 日独海軍の協力関係(ベルトホルト・ザンダー = ナガシマ)
第7章 戦時経済協力の実態――ドイツの電撃的勝利から独ソ開戦まで(工藤 章)