付加体と巨大地震発生帯

南海地震の解明に向けて

著者
木村 学
木下 正高
ジャンル
自然科学  > 地学
発売日
2009/08/18
ISBN
978-4-13-066709-8
判型・ページ数
A5 ・ 292ページ
定価
5,060円(本体4,600円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
なぜ付加体があるところで巨大地震が発生するのか? 地球深部探査船「ちきゅう」により、いよいよ始まった「南海トラフ地震発生帯掘削計画」。その背景となる研究成果を集大成し、次世代に向けて残された課題と今後の展望を提示する。
はじめに
序 世界の沈み込み帯と付加体
 沈み込み帯の分類と沈み込みパラメター
 付加作用と造構性浸食作用
 沈み込み帯海溝域掘削の歴史
1 地球物理学的観測から見た南海トラフ地震発生帯
 南海トラフ巨大地震
 南海トラフ地震発生の場
 南海トラフ地震発生帯の固着域とその周辺の動的現象
2 南海付加体の海底観察・観測
 地形と地質から見た南海付加体の現行地質過程
 付加体内流体移動と流体の起源
 海底谷観察による南海付加体
 南海付加体の温度構造と地震発生帯
 南海付加体の水理観測
3 南海付加体と四万十付加体
 南海トラフ付加体――特にデコルマについて
 四万十付加体
 四万十付加体に見る地震発生断層と断層岩
 南海付加体の地震断層の描像
 1999年台湾集集地震を解析する
4 付加体の理論と地震発生帯
 付加体形成の古典的モデル
 付加体形成の水理学モデル
 付加体形成と地震発生サイクル
5 観察・観測から予測へ
 ODPの掘削孔観測研究
 近未来の観測研究と南海トラフ掘削孔モニタリング
おわりに
文献・索引
付加体と巨大地震発生帯
ご注文
Amazon
紀伊國屋書店ウェブストア
honto
セブンネットショッピング
e-hon 全国書店ネットワーク
楽天ブックス
Honya Club.com
TSUTAYA オンラインショッピング
HMV&BOOKS online
ヨドバシ.com