伝統的中立制度の法的性格
戦争に巻き込まれない権利とその条件
内容紹介
目次
著者紹介
国際法において、中立に関する考え方にはいまだに対立がある。本書は、16世紀に起源をもつ伝統的中立制度の成立過程を詳細に検討し、国家実行の丹念な分析によってその法的性格を解明する。中立をめぐる現代の諸問題にも示唆を与える意欲作。
序 章
第1章 中立観念の起源(16世紀~18世紀)
第1節 中立条約:16~18世紀の国家実行における中立
第2節 18世紀の学説における中立の「制度化」
第3節 いわゆる「中立通商」の位置
第2章 伝統的中立制度の成立(1793~1918年)
第1節 伝統的中立制度の成立過程
第2節 「中立にとどまる権利」とその条件
第3章 戦間期および第二次大戦における伝統的中立制度の継続的妥当(1919~1945年)
第1節 戦間期と第二次大戦における中立制度の利用と不利用
第2節 戦間期の学説:現代につながる混乱の起源
終 章
第1章 中立観念の起源(16世紀~18世紀)
第1節 中立条約:16~18世紀の国家実行における中立
第2節 18世紀の学説における中立の「制度化」
第3節 いわゆる「中立通商」の位置
第2章 伝統的中立制度の成立(1793~1918年)
第1節 伝統的中立制度の成立過程
第2節 「中立にとどまる権利」とその条件
第3章 戦間期および第二次大戦における伝統的中立制度の継続的妥当(1919~1945年)
第1節 戦間期と第二次大戦における中立制度の利用と不利用
第2節 戦間期の学説:現代につながる混乱の起源
終 章