露清帝国とカザフ=ハン国
内容紹介
目次
著者紹介
ロシアと清朝という大帝国のはざまに位置したカザフ=ハン国が中央ユーラシアのなかでくりひろげたせめぎ合いと、もたらされた秩序を描く国際関係史。多言語史料を総合的に分析しながら、辺境統治における二つの帝国の領域意識をさぐり、中央ユーラシア史の見直しをはかる。
序 章 中央ユーラシア世界におけるカザフ=ハン国
第一部 中央ユーラシアの国際関係と「カザフ=ハン国」
第1章 カザフ=ハン国の東方関係再考
第2章 ロシア帝国の中央アジア進出とカザフ=ロシア関係
第二部 カザフ=清朝関係の基層
第3章 カザフの帰属問題と中央アジアにおける露清関係
第4章 カザフの3ジュズと哈薩克三「部」
第5章 清朝によるカザフへの爵位授与
第三部 露清関係の変容とカザフ=ハン国の命運
第6章 西シベリア=新疆間の露清貿易とカザフの関与
第7章 露清関係の変容と「カザフ=ハン国」の解体
終 章 中央ユーラシア国際関係史の展開
第一部 中央ユーラシアの国際関係と「カザフ=ハン国」
第1章 カザフ=ハン国の東方関係再考
第2章 ロシア帝国の中央アジア進出とカザフ=ロシア関係
第二部 カザフ=清朝関係の基層
第3章 カザフの帰属問題と中央アジアにおける露清関係
第4章 カザフの3ジュズと哈薩克三「部」
第5章 清朝によるカザフへの爵位授与
第三部 露清関係の変容とカザフ=ハン国の命運
第6章 西シベリア=新疆間の露清貿易とカザフの関与
第7章 露清関係の変容と「カザフ=ハン国」の解体
終 章 中央ユーラシア国際関係史の展開