阿蘭陀が通る
人間交流の江戸美術史
内容紹介
目次
著者紹介
江戸中期の日本。唯一貿易が許されていた出島に滞在したヨーロッパ人は、江戸参府の途中で京大仏を見、大坂では歌舞伎やからくりを見物した。そしてさまざまな人物と出逢い、交流を深めた。本書は、彼らの間を行き来した絵画や工芸品に注目し、モノが媒介する人間交流のありようを活写する。
はじめに
第1部 人間交流の江戸美術史
第1章 「御城」のパースペクティブ――「城外蘭人図」
第2章 観光する阿蘭陀人――「名所図絵」
第3章 奇妙な船――「バトー・ジャポネ」
第4章 国際交流の現場――家と空間
第5章 死をとりまく問題――阿蘭陀人の墓
第2部 忘れられた出島の学者
第6章 瓶詰めの標本――ツンベルグ
第7章 日本を動かそうとしたカピタン――ティッツィング
第1部 人間交流の江戸美術史
第1章 「御城」のパースペクティブ――「城外蘭人図」
第2章 観光する阿蘭陀人――「名所図絵」
第3章 奇妙な船――「バトー・ジャポネ」
第4章 国際交流の現場――家と空間
第5章 死をとりまく問題――阿蘭陀人の墓
第2部 忘れられた出島の学者
第6章 瓶詰めの標本――ツンベルグ
第7章 日本を動かそうとしたカピタン――ティッツィング