別段風説書が語る19世紀

翻訳と研究

著者
松方 冬子
ジャンル
人文科学  > 歴史
発売日
2012/01/27
ISBN
978-4-13-026231-6
判型・ページ数
A5 ・ 384ページ
定価
8,360円(本体7,600円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
江戸末期、「近代化」へと大きな歴史の転換点を迎える日本は世界をどのように認識していたのか。アヘン戦争をはじめ1848年のヨーロッパ革命などの世界情勢や、科学技術の情報がオランダ人を通じて日本にもたらされた。本書は、その別段風説書のオランダ語の原文を現代日本語に訳出し、詳細な訳注と解説を付したものである。
地図 
[解題](松方冬子)
はじめに/一 史料の性格/二 内容の紹介/三 1840~1857年の日本
おわりに
[別段風説書]1840~1857年分収録(松方冬子・金井 圓・西澤美穂子・福岡万里子・矢森小映子訳)
原本所在一覧
松方 冬子
東京大学史料編纂所教授。博士(文学)(東京大学)。東京大学史料編纂所助手、同助教授、同准教授を経て現職。同海外史料室にて『日本関係海外史料 オランダ商館長日記』の編纂に従事。主要著作に『オランダ風説書と近世日本』(東京大学出版会、2007年、角川源義賞歴史研究部門受賞)、『オランダ風説書―「鎖国」日本に語られた「世界」』(中公新書、2010年)、『別段風説書が語る19世紀―翻訳と研究』(編、東京大学出版会、2012 年)、『日蘭関係史をよみとく(上) つなぐ人々』(編、臨川書店、2015年)、『国書がむすぶ外交』(編、東京大学出版会、2019年)、『一九世紀のオランダ商館』上・下(共編、東京大学出版会、2021年)、『洋学史研究事典』(共編、思文閣出版、2021年)などがある。
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