公共社会学1 リスク・市民社会・公共性

著者
盛山 和夫
上野 千鶴子
武川 正吾
ジャンル
社会科学  > 社会・福祉
発売日
2012/07/31
ISBN
978-4-13-050177-4
判型・ページ数
A5 ・ 280ページ
定価
3,740円(本体3,400円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
環境問題、原発、貧困・格差、あるいは経済と福祉制度の混迷など、さまざまな危機に直面する現代社会はいかにして未来を切り拓くことができるか。これまでの社会学を問い直し、グローバル化し多元化する世界の可能性を探求する、新たな学知としての公共社会学。
序 現代の危機と公共社会学という視座(盛山和夫)
I 公共社会学の理論
1 公共社会学とは何か(盛山和夫)
2 公共性の歴史的転換(佐藤健二)
3 信頼と社会関係資本――コールマンの分析的公共社会学(瀧川裕貴)
4 システム合理性の公共社会学――ルーマン理論の規範性(三谷武司)
5 責任の社会学――自然主義的アプローチをめぐって(常松 淳)
II 市民社会の公共性
6 〈実践知〉としての公共性――阪神・淡路大震災の自立支援(似田貝香門)
7 市民的公共性と芸術――市民社会における再現前的公共性(宮本直美)
8 多民族社会における高等教育の公共性――マレーシアにおける国家と民間(吉野耕作)
9 世俗社会における宗教と公共性――ハーバーマスの宗教論をめぐって(飯島祐介)
10 現代中国における儒学的公共性(李永晶)
III テクノサイエンス・リスクのゆくえ
11 テクノサイエンス・リスクと知的公共財(松本三和夫)
12 原子力発電所をめぐる公共性と地域性(寿楽浩太)
13 ダイオキシン論争の分析――政治性に対する政治的な批判を越えて(定松 淳)
14 環境問題における批判的科学ネットワーク――長良川河口堰問題の1970年代と1990年代(立石裕二)
公共社会学1 リスク・市民社会・公共性
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