歴史学のアクチュアリティ

著者
歴史学研究会
ジャンル
人文科学  > 歴史
発売日
2013/05/29
ISBN
978-4-13-023065-0
判型・ページ数
A5 ・ 280ページ
定価
3,080円(本体2,800円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
現代社会に対して、歴史学研究が果たす役割は何か。歴史学を牽引する研究者が今、学問としての位置づけを捉えかえす。2012年末に開催のシンポジウムをもとにした論考に加え、3つのテーマで研究史を概観する座談会を収録。現実とどう向きあえばいいのか正面から問いなおし、新たな将来像を模索するための一冊。
まえがき(池 享・大門正克)
I 歴史学のアクチュアリティ――創立80年シンポジウムから
1 中国史研究におけるアクチュアリティとリアリティ(岸本美緒)
2 現代歴史学の挑戦:イギリスの経験(長谷川貴彦)
3 方法としての同時代史(安田常雄)
4 〈境界〉を考える(村井章介)
5 現代史とは何か(栗田禎子)
6 歴史学のアクチュアリティと向き合う(浅田進史)
7 歴史学をめぐる承認―隔離―忘却:ジェンダー史を事例として(藤野裕子)
8 歴史学のアクチュアリティに関する一つの暫定的立場(松沢裕作)
II 討議 歴史学のアクチュアリティ
1 社会史研究と現代歴史学
(保立道久・荒木敏夫・服藤早苗・深谷克己・山田 賢・北村暁夫)
2 社会主義圏の崩壊・ポスト冷戦と現代歴史学
(小沢弘明・伊藤定良・久保 亨・栗田禎子)
3 新自由主義時代と歴史学の将来
(源川真希・安村直己・中野 聡・加藤千香子・戸邉秀明)
あとがき(小野 将)
歴史学のアクチュアリティ
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