鵜飼いと現代中国
人と動物、国家のエスノグラフィー
内容紹介
目次
著者紹介
経済発展とその環境へのインパクトが注目を浴びている中国において、自然と人間の関係はどのように変化しているのだろうか。中国最大の淡水湖である江西省鄱陽湖で生きる鵜飼い漁師を中心に、激動の現代中国を生き抜く人びとの姿を鮮やかに描く民族誌。
序章 生業としての鵜飼い
1 燃え盛る篝火の如く
2 中国の生業をめぐる人類学と社会学
3 手つかずのまま残されていた問題領域
4 生き方をめぐる議論と着眼点
5 本書の構成
6 用語について
第1章 中国の鵜飼い漁とは何か
1 中国における鵜飼い漁の全体像
2 過去の鵜飼い漁
3 カワウをいかに使うのか
4 どのような技術を使うのか
5 中国における鵜飼い漁の四つのタイプ
6 日本の鵜飼い漁との対比からみえてくるもの
第2章 江西省鄱陽湖の鵜飼い漁
1 「大規模」な鵜飼い漁との出会い
2 漁師たちの生活と生業
3 生業の手段としてのカワウ
第3章 カワウを飼い慣らす技法
1 無視できない繁殖技術
2 人工の管理下で繁殖させる
3 若いカワウを飼育する
4 先導する漁船にカワウを追随させる
5 「一人前に近い」状態になるまでの期間と規範
6 カワウの動きをコントロールする技術
第4章 湖水面積が季節的に変動するなかで
1 「高水是湖,低水似河」
2 操業可能な水域の季節的な変動
3 豊水期と渇水期の鵜飼い漁の違い
4 柔軟な対応を可能にする要因
第5章 漁場面積の減少が続くなかで
1 「良い漁場が次々となくなった」
2 改革開放の時代と漁場面積の変化
3 漁場面積の減少に対する三つの対応
4 変化した鵜飼い漁
5 漁場面積の減少にいかに対応したのか
第6章 激動の中国現代史のなかで
1 国家政策の変化と漁師たちの生活
2 対応の連続性と不連続性を問う
3 漁師主導により秩序を維持する時代
4 鵜飼い漁が組織化された時代
5 世帯による漁業経営が再開された時代
6 漁場面積の減少に対応する時代
7 漁の技術と規範を変化させる
終章 この現代中国を,カワウと生きぬく
1 漁師たちの生き方のメカニズム
2 中国の魚食文化と鵜飼い漁
3 家畜化と反家畜化のリバランス論
4 残された三つの「なぜ?」
5 鵜飼い漁研究からの展望
附録
1 燃え盛る篝火の如く
2 中国の生業をめぐる人類学と社会学
3 手つかずのまま残されていた問題領域
4 生き方をめぐる議論と着眼点
5 本書の構成
6 用語について
第1章 中国の鵜飼い漁とは何か
1 中国における鵜飼い漁の全体像
2 過去の鵜飼い漁
3 カワウをいかに使うのか
4 どのような技術を使うのか
5 中国における鵜飼い漁の四つのタイプ
6 日本の鵜飼い漁との対比からみえてくるもの
第2章 江西省鄱陽湖の鵜飼い漁
1 「大規模」な鵜飼い漁との出会い
2 漁師たちの生活と生業
3 生業の手段としてのカワウ
第3章 カワウを飼い慣らす技法
1 無視できない繁殖技術
2 人工の管理下で繁殖させる
3 若いカワウを飼育する
4 先導する漁船にカワウを追随させる
5 「一人前に近い」状態になるまでの期間と規範
6 カワウの動きをコントロールする技術
第4章 湖水面積が季節的に変動するなかで
1 「高水是湖,低水似河」
2 操業可能な水域の季節的な変動
3 豊水期と渇水期の鵜飼い漁の違い
4 柔軟な対応を可能にする要因
第5章 漁場面積の減少が続くなかで
1 「良い漁場が次々となくなった」
2 改革開放の時代と漁場面積の変化
3 漁場面積の減少に対する三つの対応
4 変化した鵜飼い漁
5 漁場面積の減少にいかに対応したのか
第6章 激動の中国現代史のなかで
1 国家政策の変化と漁師たちの生活
2 対応の連続性と不連続性を問う
3 漁師主導により秩序を維持する時代
4 鵜飼い漁が組織化された時代
5 世帯による漁業経営が再開された時代
6 漁場面積の減少に対応する時代
7 漁の技術と規範を変化させる
終章 この現代中国を,カワウと生きぬく
1 漁師たちの生き方のメカニズム
2 中国の魚食文化と鵜飼い漁
3 家畜化と反家畜化のリバランス論
4 残された三つの「なぜ?」
5 鵜飼い漁研究からの展望
附録
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2022/07/14