日本の犬

人とともに生きる

著者
菊水 健史
永澤 美保
外池 亜紀子
黒井 眞器
ジャンル
自然科学  > 生物
発売日
2015/12/21
ISBN
978-4-13-060230-3
判型・ページ数
A5 ・ 230ページ
定価
4,620円(本体4,200円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
飼い主への限りなき忠誠心、立耳や巻尾などの端麗な容姿、急峻な山道を踏破する俊敏性、そしてオオカミとの深いつながり――これら日本犬の特性はどこからきたのか。「古代犬」といわれる日本犬研究の最前線を行動、進化、人との関係からひもとく。
はじめに(菊水健史)
序 章 日本犬というイヌ(菊水健史)

第I部 行動(永澤美保)
第1章 イヌはどうやって生まれたのか
第2章 ヒトとイヌとの収斂進化仮説
第3章 オオカミらしさとイヌらしさ
第4章 イヌの認知機能の特徴

第II部 進化(外池亜紀子)
第5章 考古学からみた日本犬の起源
第6章 遺伝子解析からみたイヌの起源
第7章 日本犬の古代犬という遺伝的特性
第8章 日本犬のなかの比較

第III部 日本犬と生きる(黒井眞器)
第9章 イヌ人生
第10章 日本犬の飼育
第11章 日本犬の由来
第12章 歴史に名を残した日本犬

終 章 これからの日本犬(菊水健史)
おわりに(菊水健史)
菊水 健史
1970年鹿児島県に生まれる。1994年東京大学農学部獣医学科卒業。三共(株)(現・第一三共)神経科学研究所研究員、東京大学大学院農学生命科学研究科助手を経て、現在は麻布大学獣医学部動物応用科学科教授、博士(獣医学)。専門は動物行動学。主著に『犬のココロをよむ――伴侶動物学からわかること』(共著、2012年、岩波書店)、『日本の犬――人とともに生きる』(共著、2015年、東京大学出版会)、『愛と分子――惹かれあう二人のケミストリー』(2018年、東京化学同人)などがある。
永澤 美保
1969年福岡県に生まれる。1992年早稲田大学第一文学部卒業。一般企業を経て、2008年麻布大学獣医学研究科動物応用科学専攻博士後期課程修了、博士(学術)。麻布大学獣医学部動物応用科学科特任助手、同・特任助教、自治医科大学医学部研究員を経て、現在は麻布大学獣医学部動物応用科学科准教授。専門は動物行動学・比較認知科学。
主著に『犬のココロを読む――伴侶動物学からわかること』(共著、2012年、岩波書店)、『日本の犬――人とともに生きる』(共著、2015年、東京大学出版会)などがある。
外池 亜紀子
黒井 眞器
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