自然を楽しむ

見る・描く・伝える

著者
盛口 満
ジャンル
自然科学  > 生物
発売日
2016/03/16
ISBN
978-4-13-063345-1
判型・ページ数
四六 ・ 296ページ
定価
2,970円(本体2,700円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
自然はこんなにおもしろい! 自然を「見る」視点を探し出し、そこで見つけた生物のすがたをスケッチに「描く」。そして、だれかに「伝える」。「身近な自然」と「遠い自然」を探して30年にわたり教員生活を続けてきた著者が、「学校」というフィールドで生徒たちとつむぎだす物語。
はじめに
第1章 海のフィールドワーク
 風の谷幼稚園/バスの中の授業/一番うれしかった骨はなに?/骨を拾う子ら
第2章 学校というフィールド
 普段見かける生き物はなに?/二つのフィールド/普通の中身/授業がすべて/3Kの法則/初めての解剖/解剖団の誕生
第3章 キラワレモノへの焦点
 虫とかやんないでよね/ゴキブリの飼育/小学校での虫の授業/キラワレモノは人気者/好きな虫とキライな虫/一日に何種類見つかるか/キライだけどおもしろい/ナメクジが好き/カタツムリとはなにか/街の虫を追う
第4章 身近な自然をさぐる
 野菜は毒/夜間中学校の授業/野菜の授業/雑草とはなにか/雑草が見える/狩猟採集民のくらし/ドングリ食の試み/身近な自然の普遍性
第5章 遠い自然を探して
 遠い自然を探して/沖縄との出会い/ジュゴン猟の歌/井戸のまわりのカエルの歌/沖縄の身近な自然/身近な自然の多様性
第6章 遠い自然と身近な自然
 カツオブシって木の皮でしょう?/キジムナーの入れ歯/市場の魚/キジムナーの正体/貝塚の歯/神の魚
第7章 異世界への扉
 貝貨の貝/少年時代の貝拾い/原点としての自然/海を漂う貝/異世界への扉/だれでもできること/消えた貝を探して
第8章 モザイクとしてある自然
 二つの原風景/遠い自然の象徴/照葉樹林の位置づけ/屋久島の冬虫夏草調査/ヤンバルの冬虫夏草調査/博物学を追い続けて
第9章 ジュゴンの授業
 人魚ってどんな姿?/クジラのれきし・ジュゴンのれきし/モザイクとしての人体/偶然といやおうなし

おわりに
イラスト・ギャラリー(巻頭)
より自然を楽しむために――自著ガイド
参考文献
盛口 満
沖縄大学人文学部教授
自然を楽しむ
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