かかわることば

参加し対話する教育・研究へのいざない

著者
佐藤 慎司
佐伯 胖
ジャンル
人文科学  > 哲学・思想・倫理
人文科学  > 言語学
人文科学  > 教育
人文科学  > 文化人類学
発売日
2017/05/25
ISBN
978-4-13-053089-7
判型・ページ数
四六 ・ 224ページ
定価
2,750円(本体2,500円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
そのひとにかかわり、応えようとする人のいない所に、学習も発達もない。佐伯胖のプリンストン大講演に応答した8人の研究者が、言語教育、幼児教育、認知科学、人類学などにおける「参加する・排除しない」研究・教育実践のありかたを語り合う。若い世代に知ってほしい「これからのことば観」。
はじめに(佐藤)

序 章 ことばで人にかかわろうとするみなさんに伝えたいこと:ことばとは? ことばの教育とは?(佐藤慎司)

I かかわることば,かかわらない言葉
1章 人間の発達をかきなおす:かかわることば,かかわらない言葉(佐伯 胖)

II ことば(を使う)とは,どういうことか?
2章 かかわりからはじまるこどものことば,アートのことば:絵の中で豊かにしゃべり始めた子ども(刑部育子)
3章 言語だけでなく色・かたち・デザインも語る:文字や表記システムと社会的実践としてかかわる(奥泉 香)
4章 ことばでエスノグラフィーを書くこと,自己を振り返ること:越境する「私たち」と教育のフィールドワーク――対話的オートエスノグラフィーの試み(井本由紀・徳永智子)

III ことばの教育
5章 教師が一人ひとりに向き合うことばを考える:授業を演劇化する「教える技術」――英語教育者は学習者とどう向き合うのか(仲 潔)
6章 言葉で出会う,ことばで変わる:社会・コミュニティ参加をめざすことば(佐藤慎司/熊谷由理)
7章 排除のことばを越えることばをもとめて:言語・文化・アイデンティティの壁を越えて――ともに生きる社会のための対話環境づくりへ(細川英雄)

おわりに(佐伯 胖)

Engage Language: An Invitation to Dialogic Education and Research
Shinji Sato and Yutaka Sayeki, Editors

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