解放と暴力 (冊子版)

植民地支配とアフリカの現在

冊子版 電子書籍
著者
小倉 充夫
舩田 クラーセン さやか
ジャンル
人文科学  > 歴史
社会科学  > 政治
発売日
2018/10/31
ISBN
978-4-13-030210-4
判型・ページ数
A5 ・ 388ページ
定価
7,150円(本体6,500円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
最後まで植民地支配の暴力にさらされたアフリカの解放は困難をきわめた。その後も続く激しい暴力のなか、人びとは国家・国民形成に取り組んだが、21世紀をむかえ「誰の何のための解放か」の問いが顕在化する。解放の意味と暴力の展開を歴史的に考察する。
はじめに

第I部 課題と歴史
 第1章 解放と暴力
  1 植民地支配と暴力
  2 暴力・非暴力と関係性
  3 解放と支配・従属
 第2章 アフリカにおける脱植民地化の歴史的プロセス
  1 第2次世界対戦後の世界
  2 アフリカにおけるネイションとナショナリズム
  3 国際政治情勢と脱植民地化への影響
  4 アフリカ人同士の対立
 第3章 南部アフリカ地域における解放と暴力の歴史的プロセス
  1 南部アフリカ地域における「体制死守」政策
  2 国際連合,冷戦と南部アフリカ地域
  3 南部アフリカ白人政権間の相互協力と冷戦状況
  4 ポルトガル革命と南部アフリカ

第II部 南部アフリカの現実
 第4章 ザンビアの解放と現代の暴力
  1 植民地支配と解放をめぐる連帯と対立
  2 権威主義化とカウンダ政権の終焉
  3 カウンダ――連帯と権力
 第5章 ジンバブウェの解放と現代の暴力
  1 植民地化と解放闘争
  2 土地改革の停滞と植民地責任
  3 ムガベ――解放と暴力
 第6章 モザンビークの解放と現代の暴力
  1 解放闘争と小農
  2 北部農における植民地支配の確立と暴力
  3 モザンビーク解放闘争における対立と暴力
  4 独立後のフレリモと小農の関係

おわりに

LIBERATION AND VIOLENCE
Colonialism in Africa and its Aftermath
Mitsuo OGURA and Sayaka FUNADA-CLASSEN
小倉 充夫
津田塾大学名誉教授
舩田 クラーセン さやか
明治学院大学平和研究所研究員
解放と暴力
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