教育心理学の実践ベース・アプローチ

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実践しつつ研究を創出する

著者
市川 伸一
ジャンル
人文科学  > 教育
発売日
2019/03/12
ISBN
978-4-13-051345-6
判型・ページ数
A5 ・ 264ページ
定価
3,740円(本体3,400円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
教育(心理)学は教育の役に立っているのか――現場に真摯に向き合い、学習者を支援するカウンセリング、教えあう学びの場をつくり、検証することから研究を産みだしてきた著者らの軌跡を、その方法論から実践のひろがりまで余すところなく示す。
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 ※UTokyoBiblioPlazaで自著解説が公開されています。
はじめに(市川伸一)
序 章 心理学と教育実践を結ぶために:「実践ベース・アプローチ」とは(市川伸一)

第I部 実践ベースの研究をどうすすめるか

第1章 実践のフィールドをもつには(市川伸一)
第2章 実践ベースの研究の発表の場(市川伸一)

第II部 自らの教育実践を研究にする

第3章 学習者の言語的説明を重視した認知カウンセリング(市川伸一)
第4章 教訓帰納に着目した認知カウンセリング:教科をこえた「学習方法の転移」はどのようにして起こるのか(植阪友理)
第5章 読解の個別学習指導における相互説明:対象レベル-メタレベルの分業による協同の効果を探る(清河幸子・犬塚美輪)
第6章 教えあいを促す高校の学習法講座(深谷達史・田中瑛津子)
第7章 小学校と研究者が連携した授業改善の取り組みとその分析(深谷達史・植阪友理・太田裕子・小泉一弘・市川伸一)
第8章 教師の失敗は近接する授業の改善にどう活かされるか(篠ヶ谷圭太・深谷達史・市川伸一)
第9章 英語の歌とCG制作を融合した「遊びと学びゼミナール」の試み(市川伸一)

第III部 自らの実践を通して基礎研究を生む

第10章 テスト形式は学習方略にどう影響するか(村山 航)
第11章 効果的な予習を実現するためには(篠ヶ谷圭太)
第12章 教訓帰納は学校でどう指導できるか(瀬尾美紀子)
第13章 数学力構成要素の測定と指導法開発(鈴木雅之)
第14章 図表をかきながら考える学習者を育てるには(植阪友理)
第15章 科学的に考えるために必要な知識・スキルとは(小林寛子)
第16章 英語リスニング学習の改善に向けて(小山義徳)


Practicing-Based Approach in Educational Psychology
Shinichi ICHIKAWA, Editor
市川 伸一
東京大学大学院教育学研究科教授
教育心理学の実践ベース・アプローチ
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