東京大学駒場スタイル
内容紹介
目次
著者紹介
新しい時代の教養教育の担い手にとどまらず、さまざまな研究でも最先端を走る駒場。知の現在を紹介すると同時に、変革し続ける教養学部の全容を伝える。総勢44名の研究者、さらにノーベル生理学・医学賞受賞者の大隅良典、元外務大臣の川口順子、芥川賞作家の円城塔と小野正嗣、批評家の東浩紀などの駒場が輩出した人々が贈る“紙上オープンキャンパス&ホームカミングデイ”。東京大学教養学部創立70周年記念出版。
☆本書の内容を紹介する特設サイトができました。こちらからご覧ください。
→/special/komabastyle/
☆2019年7月7日に東京大学教養学部創立70周年記念イベント「学際知の俯瞰力――東京大学駒場スタイル」が開催されました。イベント詳細はこちらをご覧ください。
→http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/70/index.html
☆本書の内容を紹介する特設サイトができました。こちらからご覧ください。
→/special/komabastyle/
☆2019年7月7日に東京大学教養学部創立70周年記念イベント「学際知の俯瞰力――東京大学駒場スタイル」が開催されました。イベント詳細はこちらをご覧ください。
→http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/70/index.html
はじめに――学際知の俯瞰力(石田 淳)
東京大学駒場キャンパスマップ
東京大学駒場キャンパス空撮写真,アクセスマップ
I いま,大学の研究と教育とは?――東大駒場の挑戦
鼎談 大学の力量と社会の器量(大隅良典×石田 淳×太田邦史)
II 知の循環――研究と教育の連動
歴史と組織
1 歴史――一高から東京大学教養学部へ(津田浩司)
2 組織――先端知を生み出す(清水 剛)
教員の日々
1 コトバとコマバと四つの顔と(広瀬友紀)
2 分子に魅せられ分子を教える(長谷川宗良)
先進的な教育
1 初年次教育――学生の意識の変革(増田 建)
2 英語教育──伝統と挑戦のきずくもの(板津木綿子)
3 TLP(トライリンガル・プログラム)――世界の明日を担うための出発点(石井 剛)
4 キャンパス・アジア・プログラム――リベラルアーツで東アジアをつなぐ (清水 剛)
5 先進科学研究機構とアドバンスト理科――若手研究者と学生の相互作用(清水 明)
社会とのつながり
1 東大駒場友の会――駒場の支援,親しき集い(浅島 誠)
2 高校生と大学生のための金曜特別講座――進路選択に悩む若者たちへ(新井宗仁)
3 オルガン委員会・ピアノ委員会――駒場で音楽を愉しむ (長木誠司)
4 ブランドデザインスタジオ――アイデア創出の作法(真船文隆)
〈コラム 学生の声 1〉つながり,まわり,かわる(遠藤智也)
III 知の最前線――それぞれの駒場スタイル
自然の謎に挑む
1 “More is …”――たくさんあることの物理(福島孝治)
2 ナノ分子ブロックにより組み立てられる固体材料──無機化学(内田さやか)
3 カエルとマウスの比較から見えてきた哺乳類の受精卵の特性――発生細胞生物学(大杉美穂)
4 生命現象を光で操作する――生命化学 (佐藤守俊)
5 心の起源と進化を探る──文系の疑問に理系の技術で挑む(岡ノ谷一夫)
新しい知を開拓する
1 身体運動科学の地平――アートをサイエンスする試み(工藤和俊)
2 ボヘミアン・ラプソディ(池上高志)
3 折紙の科学――形,構造,計算(舘 知宏)
4 科学技術と社会――知の責任とリベラル・アーツ(藤垣裕子)
文化の真相に迫る
1 一人で辞書作り――フランス語語彙論・文献学(松村 剛)
2 学問の海をジタバタ――比較出版史研究に至るまで(前島志保)
3 接点を求める旅――イギリス文学・現代文学(武田将明)
4 フィールドから地球社会を考える――文化人類学・南アジア地域研究(田辺明生)
5 ユーラシア世界の中の大清帝国──歴史学,東洋史学(杉山清彦)
激動する社会を読み解く
1 同時代史としてのアメリカ研究――駒場との往還(西崎文子)
2 政治と市民の接点としての「参加」――比較政治学から考える(鹿毛利枝子)
3 ロッテルダム・フランクフルト・駒場――“精神の自由を巡る対抗関係”を探求する旅の中で(福岡安都子)
〈コラム 学生の声2〉多様にして豊かな学び舎(日野公純)
IV 学びの遺産――キャリアを切り拓く
師弟対談
1 自由さという駒場の価値観(高橋哲哉×東 浩紀)
2 一人の中で学際的な人を育てる(金子邦彦×円城 塔)
卒業生からのメッセージ
1 国際関係論分科で学んだこと(川口順子)
2 駒場から〈文学のふるさと〉へ(小野正嗣)
3 日本を学ぶ.視野を広げる.自分を知る.(ディオン・ン・ジェ・ティン)
4 駒場に七〇年,基礎科,統合自然科学科について(氷上 忍)
5 駒場に支えられた三〇年(鳥井寿夫)
6 「訝しさ」(いぶかしさ)を抱えて挑戦する人のための場所(安部敏樹)
7 「一人学際」と対話の場づくり(江間有沙)
〈コラム 学生の声3〉生態系のスタビリチーを論じて併せて納豆の運動に及ぶ(山岸純平)
V 理想のキャンパス――学びを支えるインフラ
知的資源・アーカイヴ
1 図書館・書庫――「こまとちゃん」の来し方(石原あえか)
2 美術作品――考古学資料から現代美術まで(加治屋健司)
3 駒場博物館――大学と社会を結ぶ窓(折茂克哉)
ユニークな施設
1 QOMジム――生活の質の向上とスポーツ科学の研究成果(永井久美子)
2 MRI(磁気共鳴画像)装置――最先端の装置が身近なものに(四本裕子)
3 大隅良典先生ノーベル賞受賞記念碑――観る楽しさ,知る喜び,解く歓び(村田 滋)
歴史ある風景
1 駒場の建築(田村 隆)
2 駒場の桜と緑(佐藤俊樹)
3 小説に描かれた駒場キャンパス(出口智之)
〈コラム 学生の声4〉大工と爆発(小川 哲)
おわりに――すべての道は駒場に通ず(武田将明)
東京大学駒場キャンパスマップ
東京大学駒場キャンパス空撮写真,アクセスマップ
I いま,大学の研究と教育とは?――東大駒場の挑戦
鼎談 大学の力量と社会の器量(大隅良典×石田 淳×太田邦史)
II 知の循環――研究と教育の連動
歴史と組織
1 歴史――一高から東京大学教養学部へ(津田浩司)
2 組織――先端知を生み出す(清水 剛)
教員の日々
1 コトバとコマバと四つの顔と(広瀬友紀)
2 分子に魅せられ分子を教える(長谷川宗良)
先進的な教育
1 初年次教育――学生の意識の変革(増田 建)
2 英語教育──伝統と挑戦のきずくもの(板津木綿子)
3 TLP(トライリンガル・プログラム)――世界の明日を担うための出発点(石井 剛)
4 キャンパス・アジア・プログラム――リベラルアーツで東アジアをつなぐ (清水 剛)
5 先進科学研究機構とアドバンスト理科――若手研究者と学生の相互作用(清水 明)
社会とのつながり
1 東大駒場友の会――駒場の支援,親しき集い(浅島 誠)
2 高校生と大学生のための金曜特別講座――進路選択に悩む若者たちへ(新井宗仁)
3 オルガン委員会・ピアノ委員会――駒場で音楽を愉しむ (長木誠司)
4 ブランドデザインスタジオ――アイデア創出の作法(真船文隆)
〈コラム 学生の声 1〉つながり,まわり,かわる(遠藤智也)
III 知の最前線――それぞれの駒場スタイル
自然の謎に挑む
1 “More is …”――たくさんあることの物理(福島孝治)
2 ナノ分子ブロックにより組み立てられる固体材料──無機化学(内田さやか)
3 カエルとマウスの比較から見えてきた哺乳類の受精卵の特性――発生細胞生物学(大杉美穂)
4 生命現象を光で操作する――生命化学 (佐藤守俊)
5 心の起源と進化を探る──文系の疑問に理系の技術で挑む(岡ノ谷一夫)
新しい知を開拓する
1 身体運動科学の地平――アートをサイエンスする試み(工藤和俊)
2 ボヘミアン・ラプソディ(池上高志)
3 折紙の科学――形,構造,計算(舘 知宏)
4 科学技術と社会――知の責任とリベラル・アーツ(藤垣裕子)
文化の真相に迫る
1 一人で辞書作り――フランス語語彙論・文献学(松村 剛)
2 学問の海をジタバタ――比較出版史研究に至るまで(前島志保)
3 接点を求める旅――イギリス文学・現代文学(武田将明)
4 フィールドから地球社会を考える――文化人類学・南アジア地域研究(田辺明生)
5 ユーラシア世界の中の大清帝国──歴史学,東洋史学(杉山清彦)
激動する社会を読み解く
1 同時代史としてのアメリカ研究――駒場との往還(西崎文子)
2 政治と市民の接点としての「参加」――比較政治学から考える(鹿毛利枝子)
3 ロッテルダム・フランクフルト・駒場――“精神の自由を巡る対抗関係”を探求する旅の中で(福岡安都子)
〈コラム 学生の声2〉多様にして豊かな学び舎(日野公純)
IV 学びの遺産――キャリアを切り拓く
師弟対談
1 自由さという駒場の価値観(高橋哲哉×東 浩紀)
2 一人の中で学際的な人を育てる(金子邦彦×円城 塔)
卒業生からのメッセージ
1 国際関係論分科で学んだこと(川口順子)
2 駒場から〈文学のふるさと〉へ(小野正嗣)
3 日本を学ぶ.視野を広げる.自分を知る.(ディオン・ン・ジェ・ティン)
4 駒場に七〇年,基礎科,統合自然科学科について(氷上 忍)
5 駒場に支えられた三〇年(鳥井寿夫)
6 「訝しさ」(いぶかしさ)を抱えて挑戦する人のための場所(安部敏樹)
7 「一人学際」と対話の場づくり(江間有沙)
〈コラム 学生の声3〉生態系のスタビリチーを論じて併せて納豆の運動に及ぶ(山岸純平)
V 理想のキャンパス――学びを支えるインフラ
知的資源・アーカイヴ
1 図書館・書庫――「こまとちゃん」の来し方(石原あえか)
2 美術作品――考古学資料から現代美術まで(加治屋健司)
3 駒場博物館――大学と社会を結ぶ窓(折茂克哉)
ユニークな施設
1 QOMジム――生活の質の向上とスポーツ科学の研究成果(永井久美子)
2 MRI(磁気共鳴画像)装置――最先端の装置が身近なものに(四本裕子)
3 大隅良典先生ノーベル賞受賞記念碑――観る楽しさ,知る喜び,解く歓び(村田 滋)
歴史ある風景
1 駒場の建築(田村 隆)
2 駒場の桜と緑(佐藤俊樹)
3 小説に描かれた駒場キャンパス(出口智之)
〈コラム 学生の声4〉大工と爆発(小川 哲)
おわりに――すべての道は駒場に通ず(武田将明)
関連記事
-
2019/08/26
-
2019/08/20
-
2019/08/16
-
2019/06/19