郷土中国・郷土再建

著者
費 孝通
諸葛 蔚東
ジャンル
人文科学  > 文化人類学
社会科学  > 社会・福祉
発売日
2021/02/01
ISBN
978-4-13-056124-2
判型・ページ数
A5 ・ 368ページ
定価
8,580円(本体7,800円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
中国社会の基本的構造(「郷土中国」)と、近代におけるその変化・動態(郷土再建)とは、どのようなものか。現代の中国人が自らの社会を理解する基本的視座を確立したとされる人類学者の「古典」ともいうべき著作を編集したリーディングス。自らの研究人生を振り返ったエッセイも収録する。
郷土中国(費 孝通,1947年)
 再版の序文
 郷土の本質
 文字の下郷
 文字の下郷再論
 差序格局
 私人に結びついた道徳
 家族
 男女の区別
 礼治秩序
 訴訟のない社会
 無為の政治
 長老統治
 血縁と地縁
 名実の分離
 欲望から需要へ
 あとがき

郷土再建(費 孝通,1948年)
 中国社会の変動における文化的痼疾
 郷村・市鎮・都会
 城・市・鎮を論じる
 崩壊ではない麻痺
 基層の行政の硬直化
 双軌(ダブルトラック)政治を再論する
 浸蝕と流出に晒される郷土
 黎民(たみ)飢えず寒えずの小康の水準
 試練に直面する地主階層
 現代的工業技術の下郷
 郷村に分散する小型の工場
 郷土工業の新形態
 自力更生による資本の再建
 節約と貯蓄の保証
 皆さんの批判への総括的な返答(後記)

個人・集団・社会――生涯の学術の道程についての自省(費 孝通,1993年)

年表
訳者あとがき(諸葛蔚東)
費 孝通
元清華大学教授/中国社会科学院社会科学研究所長
諸葛 蔚東
中国科学院大学教授
郷土中国・郷土再建
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