日本近代社会形成史
議場・政党・名望家
内容紹介
目次
著者紹介
日本が近世から近代へと移り変わる時代は、近世身分制が解体し、「個人」を社会の構成員とする社会が形成されていく時代であった。本書は、このような近代社会が形成されるプロセスについて、資本主義化の本格的な進展という状況をふまえつつ、議会・政党・名望家に注目しながら解明する。
序 章 日本における近代社会の形成過程
第I部 幕末維新期における国家と社会
第1章 公議人の存在形態と公議所における「議論」――三田藩を事例に
第2章 近代における議事実質化の試み――公議所・地方民会
第3章 幕末維新期の三田藩における新たな社会構想
第II部 明治前期における「個人」の形成
第4章 明治一四年の政変前後における改進党系政治運動と『神戸新報』
第5章 明治二〇年代初頭における政治運動の論理と展開――兵庫県を中心に
第6章 第一回総選挙における選挙運動――兵庫県第三区法貴発を事例に
第III部 資本主義の展開過程における国家と社会
第7章 明治中期における名望家の存在形態――阪鶴鉄道と大西善太郎
第8章 市民社会形成と名望家――兵庫県美嚢郡三木町玉置家を事例に
終 章 近代日本における「個人」形成と国家
The Formative History of Modern Society in Japan
Shoji MIMURA
第I部 幕末維新期における国家と社会
第1章 公議人の存在形態と公議所における「議論」――三田藩を事例に
第2章 近代における議事実質化の試み――公議所・地方民会
第3章 幕末維新期の三田藩における新たな社会構想
第II部 明治前期における「個人」の形成
第4章 明治一四年の政変前後における改進党系政治運動と『神戸新報』
第5章 明治二〇年代初頭における政治運動の論理と展開――兵庫県を中心に
第6章 第一回総選挙における選挙運動――兵庫県第三区法貴発を事例に
第III部 資本主義の展開過程における国家と社会
第7章 明治中期における名望家の存在形態――阪鶴鉄道と大西善太郎
第8章 市民社会形成と名望家――兵庫県美嚢郡三木町玉置家を事例に
終 章 近代日本における「個人」形成と国家
The Formative History of Modern Society in Japan
Shoji MIMURA
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