勝田守一と京都学派
初期思考の形成過程と忘却された思想の水脈
内容紹介
目次
著者紹介
日本の戦後教育学を主導した一人である勝田は、京都学派の哲学的土壌からなにを思索し、それは彼の教育学にどのようにつながることになったのか。初期勝田の思想的軌跡を和辻倫理学などからたどり、のちの道徳教育論争などにみるその展開にせまることで、戦後教育学の水脈に新たな照明をあてる。
※UTokyoBiblioPlazaで自著解説が公開されています。
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序 章 若王子の勝田守一
第1章 二つのみやことそのあいだで――初期勝田守一の歩み
第2章 シェリング研究における「非合理的なもの」をめぐる思考
第3章 京都学派の思想圏における思考形成――三木清の歴史哲学・「西田・田邊論争」・和辻倫理学
第4章 戦前・戦中期における他者あるいは他者と共にあることをめぐる問題――和辻倫理学と「われら」の哲学
第5章 三つの座談会――勝田守一と/の「近代の超克」,「世界史の哲学」
第6章 戦後道徳教育論争の一断面――天野貞祐と勝田守一
終 章 郷愁と回帰――忘却された思想の水脈へ
Katsuta Shuichi and the Kyoto School:
Development of His Early Educational Thoughts and Forgotten Philosophical Roots
Shinpei KUWAJIMA
第1章 二つのみやことそのあいだで――初期勝田守一の歩み
第2章 シェリング研究における「非合理的なもの」をめぐる思考
第3章 京都学派の思想圏における思考形成――三木清の歴史哲学・「西田・田邊論争」・和辻倫理学
第4章 戦前・戦中期における他者あるいは他者と共にあることをめぐる問題――和辻倫理学と「われら」の哲学
第5章 三つの座談会――勝田守一と/の「近代の超克」,「世界史の哲学」
第6章 戦後道徳教育論争の一断面――天野貞祐と勝田守一
終 章 郷愁と回帰――忘却された思想の水脈へ
Katsuta Shuichi and the Kyoto School:
Development of His Early Educational Thoughts and Forgotten Philosophical Roots
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