規範としての民主主義・市場原理・科学技術

現代のリベラルアーツを考える

著者
藤山 知彦 編著
吉川 弘之 監修
日本産学フォーラム 監修
ジャンル
人文科学
社会科学
社会科学  > 経済・経営
自然科学
発売日
2021/11/01
ISBN
978-4-13-003391-6
判型・ページ数
A5 ・ 384ページ
定価
2,860円(本体2,600円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
グローバル化し、めまぐるしく変わりゆく世界をどのように理解し、考えるべきなのか? 現代を生き抜くための基礎的素養として三つの規範を、15の講義でわかりやすく解説した必読書。
監修者の言葉(吉川弘之)
はじめに(藤山知彦)
プログラム解説(藤山知彦)

I リベルアーツの基本的視点
第1講 グローバリズムの規範とその揺らぎ
 ⅰ グローバリズムの三規範の揺らぎ 市場主義・民主主義・科学技術(藤山知彦)
 ⅱ 如何にして科学技術知識を経済的価値創造に活かす(黒田昌裕)
 ⅲ グローバリズムの揺らぎと科学技術(吉川弘之)
第2講 「リベラルアーツ」を文系・理系の歴史から考える(隠岐さや香)
第3講 西洋の「もの」の考え方の歴史(瀧 一郎)

II 民主主義
第4講 民主主義に関する歴史的考察(宇野重規)
第5講 民主主義とポピュリズム――「中抜き」時代の到来(水島治郎)
第6講 民主主義とAIネットワーク 
 ⅰ 民主主義とAI(湯淺墾道)
 ⅱ 日本における民主主義と情報(西田亮介)

III 市場原理
第7講 市場原理と共感――経済学が辿ってきた道(堂目卓生)
第8講 経済政策を考える――資本主義200年の歴史と現在(吉川 洋)
第9講 マネーからみる市場原理
    歴史に学ぶマネーの本質――ハイエクの貨幣発行自由化論(松元 崇)

IV 科学技術
第10講 歴史から見た科学・技術(古川 安)
第11講 生命の研究の拠り所は何か――科学と社会の関わり方を考える(橳島次郎)
第12講 人工知能技術と社会(中島秀之)

V 現代日本を考える視点
第13講 宗教との共生のために――フランスのライシテの問題点と可能性(伊達聖伸)
第14講 東洋・日本思想の独自性と日本の役割(竹村牧男)
第15講 みずから考える持続可能性とCOVID-19(沖 大幹)

結びにかえて コロナ禍と三規範(藤山知彦)
謝辞(藤山知彦)
藤山 知彦
科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー
吉川 弘之
東京国際工科専門職大学学長,東京大学名誉教授
日本産学フォーラム
規範としての民主主義・市場原理・科学技術
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