少子高齢社会の階層構造2 人生中期の階層構造

著者
渡邊 勉
吉川 徹
佐藤 嘉倫
ジャンル
社会科学  > 社会・福祉
シリーズ
少子高齢社会の階層構造
発売日
2021/11/04
ISBN
978-4-13-055142-7
判型・ページ数
A5 ・ 260ページ
定価
4,400円(本体4,000円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
人生中期の階層構造は、これまでの社会階層研究の中心的な対象であり、豊富な研究蓄積がある。戦後日本社会における社会移動パターン、職業経歴、ライフコースやジェンダー格差など、時代を通した変化と存続を検討し、社会を中心的に支える現役層・中年層の階層構造を明らかにするシリーズ第2巻。全3巻完結。
※「少子高齢社会の階層構造」(全3巻)のパンフレットをダウンロードできます(クリックするとPDFが開きます)。
序 人生中期の階層構造(渡邊 勉・吉川 徹・佐藤嘉倫)

I 職業、キャリアからみる階層構造
1 職業経歴の歴史:長期雇用からみる日本の職業経歴の特徴(渡邊 勉)
2 非正規雇用から正規雇用への移動障壁の時代的変遷:縮小する中核と拡大する周辺(佐藤嘉倫)
3 対人サービス労働者の「仕事の質」(長松奈美江)
4 職場権限へのアクセスから見る女性労働市場のこれまで(山本耕平)
5 女性のライフコースとキャリア形成格差(吉田 崇)
6 教育拡大と大学卒業者の職業達成(古田和久)
7 初職の産業は転職にどう影響するか:サービス産業化時代における産業間移動研究(森山智彦)
8 初期キャリアの格差は縮小してゆくのか:「間断のある移行」の影響に着目して(石田賢示)

II 社会意識の現代的特徴
9 格差覚醒時代の階層帰属意識(金澤悠介)
10 高学歴志向の学歴分断(吉川 徹)
11 社会階層は政党支持といかに関わっているのか?:価値意識を含めた構造分析(田辺俊介)
12 不公平感の効果:格差是正意識に着目して(大槻茂実)
13 「就職氷河期世代」の格差意識(小林大祐)
14 社会のどこが脆弱か:失業のヴァルネラビリティ・スコア分析(石田 淳)
渡邊 勉
関西学院大学社会学部教授
吉川 徹
大阪大学大学院人間科学研究科教授
佐藤 嘉倫
京都先端科学大学人文学部教授、東北大学大学院文学研究科教授
少子高齢社会の階層構造2 人生中期の階層構造
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