教育にこだわるということ
学校と社会をつなぎ直す
内容紹介
目次
著者紹介
「社会のニーズに応えることは大切である。しかし社会が学校に過度に従順を求めるとき、教育(学)の側に頑固にこだわることで抵抗することも必要である」(訳者解説より)。かけがえのない存在が、他者とともに、世界へとあらわれる回路への「こだわり」、その意味と根拠を注目の思想家が示す最新刊。
Gert Biesta, Obstinate Education: Reconnecting School and Society (Brill/Sense, 2019)を全訳。
Gert Biesta, Obstinate Education: Reconnecting School and Society (Brill/Sense, 2019)を全訳。
日本の読者へ
序章 抵抗する義務
1章 応答か、責任ある応答か――グローバル・ネットワーク社会のための民主的教育
2章 ビルドゥングはどのくらい一般的になりうるのか――近代の教育理念の未来についての反省的見解
3章 世界に精通するようになること――レトリックのカリキュラムを教育的観点から検討する
4章 クリティカル・シンキングと批判についての問い――脱構築からのいくつかのレッスン
5章 哲学、さらされること、子どもたち――教育における道具主義化にどう抵抗するか
6章 ためらいのない教育はない――教育関係の限界を探る
7章 トランスクルージョン――民主主義と民主化の議論における包摂と排除の緊張の克服
8章 教育と民主主義を再訪する――デューイにおける民主主義の不足
9章 教育学を公共的なものにする――公共への教育か、公共の教育か、あるいは公共性のための教育か
終章 過去を振り返ることと未来を展望すること
訳者解説(上野正道)
序章 抵抗する義務
1章 応答か、責任ある応答か――グローバル・ネットワーク社会のための民主的教育
2章 ビルドゥングはどのくらい一般的になりうるのか――近代の教育理念の未来についての反省的見解
3章 世界に精通するようになること――レトリックのカリキュラムを教育的観点から検討する
4章 クリティカル・シンキングと批判についての問い――脱構築からのいくつかのレッスン
5章 哲学、さらされること、子どもたち――教育における道具主義化にどう抵抗するか
6章 ためらいのない教育はない――教育関係の限界を探る
7章 トランスクルージョン――民主主義と民主化の議論における包摂と排除の緊張の克服
8章 教育と民主主義を再訪する――デューイにおける民主主義の不足
9章 教育学を公共的なものにする――公共への教育か、公共の教育か、あるいは公共性のための教育か
終章 過去を振り返ることと未来を展望すること
訳者解説(上野正道)