心理職の学びとライフキャリア (冊子版)

働くことと生きること

冊子版 電子書籍
著者
高橋 美保
ジャンル
人文科学  > 心理
発売日
2022/07/12
ISBN
978-4-13-012119-4
判型・ページ数
A5 ・ 304ページ
定価
3,740円(本体3,400円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
人の心に向き合い、社会の各領域で心の専門家として位置づくこと。臨床心理学の基本的な発想や学びについて、専門職のライフキャリアを軸に語る。「心理職を生きる」キャリア選択を考える人に手に取ってほしい一冊。
はじめに

第I部 心理職として“あること”

第1章 人と向き合うということ
 1.まずはお伝えしておきたいこと
 2.対人支援の基礎──人としてのリスペクト
 3.他者とともに生きるということ──自分と違うものを理解する
 4.問題を理解する視点──横軸、縦軸
 5.人が生きるとはどういうことか──生涯を俯瞰する
 6.クライエントが生きる世界を理解する

第2章 その人が生きることを支えること
 7.思い通りに生きられないこと
 8.思い通りに生きられない中で、あるものを観ること
 9.人が生きることを支援する視点(1)──精神医学との違い
 10.人が生きることを支援する視点(2)──臨床心理学の視点
 11.心理支援で人を支えるということ
 12.クライエントとの距離・関係性

第II部 心理職として“すること”

第3章 人を支えるための基本的枠組み
 13.問題とは何か
 14.心理アセスメント
 15.心理支援の枠組み 
 16.心理支援の始まり──支援の基本的流れ
 17.心理支援のプロセス──ケースマネジメント 

第4章 人を支えるための心理療法
 18.人とかかわる基礎技能 
 19.心理療法の発展とパラダイム  
 20.個人へのアプローチ  
 21.システムへのアプローチ  
 22.東洋的アプローチ  
 23.心理支援の多様な形  

第III部 心理職として“働くこと”

第5章 現場で働くために
 24.現場に入る 
 25.心理職のイメージ 
 26.組織的構造と求められる役割を理解する 
 27.職場で心理職の専門性を活かす 

第6章 現場で協働するために
 28.職場で協働するために 
 29.心理職間の連携  
 30.外部の専門職との協働  
 31.関係法規・行政の知識  
 32.専門職の倫理  
 33.研究の必要性  

第IV部 心理職として“生きること”

第7章 心理職というキャリアを歩む
 34.心理職のキャリア  
 35.心理職の就職活動  
 36.心理職の継続的学びと職業的発達  

第8章 自分自身のライフキャリアと心理職
 37.心理職になるというキャリア選択 
 38.心理職のライフとキャリア 
 39.自分の人生を生きる 
 40.自分を守る 

おわりに
高橋 美保
東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース教授。1991年、奈良女子大学文学部社会学科卒業。民間企業勤務を経て、1999年慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了。臨床心理士として病院、企業、大学などに勤務。2008年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了、2009年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース専任講師、2017年より教授。臨床心理士。失業者や働く人への心理的援助、キャリア教育などを中心に、研究、臨床、教育に従事。主要著書に『中高年の失業体験と心理的援助──失業者を社会につなぐために』(ミネルヴァ書房、2010)、『マインドフルネス認知療法を教えるということ』(監修、編集、共翻訳、北大路書房、2011)、『チームワークの心理学──エビデンスに基づいた実践へのヒント』(訳、東京大学出版会、2014)、『キャリアカウンセリング』(監訳、誠信書房、2018)、ほか。
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