動物園を考える

日本と世界の違いを超えて

著者
佐渡友 陽一
ジャンル
自然科学
自然科学  > 生物
発売日
2022/03/22
ISBN
978-4-13-062232-5
判型・ページ数
A5 ・ 176ページ
定価
2,970円(本体2,700円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
あなたは動物園が好きですか? この本では、環境エンリッチメント、アニマルウェルフェア、種の保存などの新しい潮流にスポットをあてています。世界の最先端の動物園と比較しながら、これからの日本の動物園のあり方を一緒に考えましょう。
※本書の一部をこちらから試し読みいただけます(クリックするとPDFが開きます)
はじめに――少し長めの自己紹介と問題提起

第1章 動物園と動物園学の課題
1.1 動物園とはなにか
1.2 だれが動物園に来ているのか
1.3 4つの目的論から保全へ
1.4 動物園への批判と動物福祉の取り組み
1.5 職場としての動物園
1.6 動物園学とその課題
1.7 第1章のまとめ

第2章 現代日本の動物園
2.1 動物の展示
2.2 飼育と動物福祉
2.3 収集と保全、調査研究
2.4 レクリエーションと教育、パブリック・リレーションズ
2.5 動物園の設置者と法律
2.6 動物園の経営と園長
2.7 第2章のまとめ

第3章 欧米の動物園
3.1 ヘンリードーリー動物園(米国オマハ市)
3.2 米国の動物園を巡って
3.3 ブロンクス動物園からロードサイドZooまで
3.4 ドイツ語圏の動物園を巡って
3.5 日米独の動物園比較
3.6 第3章のまとめ

第4章 動物園の歴史
4.1 世界の近代動物園とドイツ語圏・米国の動物園
4.2 日本の動物園のはじまりと動物園ブーム
4.3 保全と動物福祉への傾倒
4.4 日本の動物園の蓄積と課題
4.5 第4章のまとめ

第5章 動物園の役割とあり方
5.1 理解しきれない「動物」と私たち人間という存在
5.2 日本と欧米の社会的背景の違い――グローバリズムとローカリズム
5.3 動物の実在の確認――子どもにとっての動物園
5.4 子育て支援――親にとっての動物園
5.5 思い出の世代間継承――高齢者にとっての動物園
5.6 人間の資源配分の方法と限界
5.7 なぜ動物園は保全を訴えるべきなのか
5.8 動物園は動物福祉とどう向き合うべきか
5.9 これからの日本の動物園のあり方
5.10 第5章のまとめ

おわりに

さらに学びたい人へ
佐渡友 陽一
帝京科学大学生命環境学部講師
動物園を考える
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