『歴史と国家』が12/24「毎日新聞」で紹介

マーガレット・メール著,千葉功・松沢裕作訳者代表『歴史と国家』が12/24「毎日新聞」で紹介されました.
「日本の近代史学誕生の物語――ドイツが国民国家となる過程で,歴史学もまた国家に不可欠な学知として組込まれる.その理由は,国民に一体感を与える『ナショナリズム』というものを,過去から無限に引用しうるのが歴史学の強みだったからだ.かくて,歴史と国家は,良心と学問と緊張関係を保ちつつ密接に結ばれない限り,2つとも腐敗する運命を負うこととなる〔…〕日本史の専門家チームによる翻訳と松沢裕作の解説は,学問への愛に満ちている」(加藤陽子・東京大学教授)
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