『忘却する戦後ヨーロッパ』の書評が6/24「東京新聞」に掲載


『忘却する戦後ヨーロッパ』の書評が6/24「東京新聞」に掲載されました.評者は池田浩士氏(ドイツ文学者).
「未来を志向する真の記憶ーーひとりの個人が生きていくためだけでなく,国家社会が新しい未来を形成するためにも,過去の忘却が必要であり,事実またそのような集団的・政治的な忘却がなされてきた,というのが本書のユニークな主題〔…〕忘却を許容し正当化することが,本書の趣旨ではない.歴史の内在化・血肉化とは何か,真の記憶とは何かーという大きな問いが,ここにはある」
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