久世濃子『オランウータン』が10/13「朝日新聞」で紹介
2018/10/15 書評・メディア掲載

久世濃子『オランウータン』が10/13「朝日新聞」で紹介されました.
評者は保阪正康氏(ノンフィクション作家).
「「孤育て」の生態を丹念に観察――著者によると,オランウータンは「究極の『少子社会』を築きあげた種」というが,これほど子供を一頭ずつ大切に育てる動物は人間以外にいない〔…〕ボルネオ島の森林に入って追い続ける体験を通して,彼らは類人猿はもとより,哺乳類の中で「もっともゆっくりとした生活史」を獲得した種だと気づく」