みすず書房「みすず」読書アンケート特集号で紹介された書籍
2019/02/14 書評・メディア掲載
みすず書房のPR誌「みすず」1月・2月合併読書アンケート特集号で紹介された小会書籍の一覧です。
各書籍へのリンクはページ下部にございます。
・河原地英武・平野達志訳、家近亮子・川島真・岩谷將監修『日中戦争と中ソ関係』(評者:酒井哲哉氏・日本政治史)
「日中戦争前後のソ連外交文書が、行き届いた解題・解説と共に邦訳で広く利用できるようになった」
・安成哲三『地球気候学』(評者:増田耕一・地球環境科学)
「全地球規模の大気・水圏を物理にもとづいて論じる大学教科書。エネルギー収支の基本と地球温暖化の科学的基礎は、この主題では標準的だ」
・野間秀樹『言語存在論』(評者:亀山郁夫・ロシア文学)
「「話された言葉」と「書かれた言葉」の複雑多様な関係性をめぐる発見は、ソシュールやバフチンのそれにも迫る新たな地平を予感させる。読みはじめたばかりだが、ただならぬ気配に圧倒される」
・宇野重規『未来をはじめる』(評者:石田雄・政治学)
「著者が政治思想史の主要な理論をあとづける際に普通の市民の生活を素材にしながら分りやすく説明しようとする野心作」
・田村隆『省筆論』(評者:杉田英明・比較文学比較文化)
「〔「うるさければ書かず」型の省筆という〕修辞法は日本文学の枠を超えて「トポス」として一般化できるのかどうか、興味を惹かれる」
・長谷川まゆ帆『近世フランスの法と身体』(評者:杉田英明・比較文学比較文化)
「謎解きを絡めた叙述方法のお蔭で、読者は事件の全貌が徐々に解明され、視野が拡がってゆく啓蒙体験を最後まで楽しむことができる」
各書籍へのリンクはページ下部にございます。
・河原地英武・平野達志訳、家近亮子・川島真・岩谷將監修『日中戦争と中ソ関係』(評者:酒井哲哉氏・日本政治史)
「日中戦争前後のソ連外交文書が、行き届いた解題・解説と共に邦訳で広く利用できるようになった」
・安成哲三『地球気候学』(評者:増田耕一・地球環境科学)
「全地球規模の大気・水圏を物理にもとづいて論じる大学教科書。エネルギー収支の基本と地球温暖化の科学的基礎は、この主題では標準的だ」
・野間秀樹『言語存在論』(評者:亀山郁夫・ロシア文学)
「「話された言葉」と「書かれた言葉」の複雑多様な関係性をめぐる発見は、ソシュールやバフチンのそれにも迫る新たな地平を予感させる。読みはじめたばかりだが、ただならぬ気配に圧倒される」
・宇野重規『未来をはじめる』(評者:石田雄・政治学)
「著者が政治思想史の主要な理論をあとづける際に普通の市民の生活を素材にしながら分りやすく説明しようとする野心作」
・田村隆『省筆論』(評者:杉田英明・比較文学比較文化)
「〔「うるさければ書かず」型の省筆という〕修辞法は日本文学の枠を超えて「トポス」として一般化できるのかどうか、興味を惹かれる」
・長谷川まゆ帆『近世フランスの法と身体』(評者:杉田英明・比較文学比較文化)
「謎解きを絡めた叙述方法のお蔭で、読者は事件の全貌が徐々に解明され、視野が拡がってゆく啓蒙体験を最後まで楽しむことができる」