中島直人『都市計画の思想と場所』が2018年度日本都市計画学会論文賞を受賞

2019/04/26  受賞

中島直人『都市計画の思想と場所』が2018年度日本都市計画学会論文賞を受賞しました。
「大量の文献研究と各所の実地見聞に裏付けられた豊富な知識をもって、都市の成り立ちに関与した人々の計画行為の内に潜む思想を焙り出すとともに、近現代史の中で形成された各所の場所性を探求するといったアプローチによって、都市計画史研究において独自の視座と方法論を確立している。また本書は、約400 頁に及ぶ大作でありながら、記述に無駄がなく、文体が研ぎ澄まされており、歴史研究書に相応しい文学性をも有している。論文としての完成度も高く、研究素材や検討されている理論の蓄積は、都市計画研究の進歩、発展に大いに貢献したものと認められる」(「授賞理由」より抜粋)
日本都市計画学会の受賞作品一覧ページと授賞理由はこちらからご覧いただけます→https://www.cpij.or.jp/com/prize/award/list.html
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加