『安達峰一郎』『世界万国の平和を期して』が7/3「朝日新聞」(夕刊)で紹介



『安達峰一郎』『世界万国の平和を期して 安達峰一郎著作選』が7/3「朝日新聞」(夕刊)で紹介されました。
「協調と国益求めた外交官 脚光――安達を現在研究することについて、柳原教授〔放送大学教授・国際法〕は「戦争の違法化など戦間期に変わった国際法の根幹に挑戦するような動きが、大国に見られる。国際法の根源について深い洞察をした安達を振り返ることは大きな意味がある」と語る。研究プロジェクトの一員である三牧聖子・高崎経済大学准教授が注目するのは外交官出身らしい現実主義だ。「安達は単なる国際協調の信奉者ではなかった。帝国主義外交から多国間外交へと規範が変化する新時代に対応して、国益を追求した。国際連盟という舞台で国家間紛争を調停したのはその表れ。協調と国益の両立を追い求めたことが、現代的な意義ではないでしょうか」」
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