『日本の精神科入院の歴史構造』が「健康保険」2019年10月号で紹介
2019/10/01 書評・メディア掲載

『日本の精神科入院の歴史構造』が「健康保険」2019年10月号で紹介されました。評者は田中聡一郎氏(関東学院大学経済学部准教授)。
「日本の精神科医療は、病床数が多く、また入院期間も長いという国際的特徴がある〔…〕精神科入院の社会的機能と医療費の支払い方法には対応関係があるというのが、本書のポイントである〔…〕50~70年代後半まで精神科入院数の増加をもたらした最大の要因は、生活保護の社会福祉型の入院であったという新たな歴史的知見を見いだしている」
※「健康保険」は健康保険組合連合会が刊行する月刊誌です。詳しくはこちらをご覧ください。→https://www.kenporen.com/book/