小林洋美『モアイの白目』が10/27「中日新聞」「東京新聞」で紹介

小林洋美『モアイの白目』が10/27「中日新聞」「東京新聞」で紹介されました。評者は泊次郎氏(科学史研究家)。

「「目からうろこ」の話満載――目に関する研究論文の中から小林さんが面白いと思った話を紹介するという形で、〔『眼科ケア』への〕連載は今年で十年目になる。小林さんの専門は比較行動学・発達心理学。視覚のみならずコミュニケーションを中心とした広い視点から、目の役割が捉えられている▼南太平洋に浮かぶイースター島のモアイ像には、本当は目がついており、白目もあった。『モアイの白目』というタイトルはここからきている。白目があるとなにがいいのだろうか。白目と黒目があることで、黒目のわずかな位置の違い(視線の方向)を認識しやすくなる。目を合わせるだけで「あなたを認めています」というシグナルを送ることができ、社会関係を維持するのが容易になる」
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