福島真人『学習の生態学』が11/6「毎日新聞」で紹介
2019/11/20 書評・メディア掲載
福島真人『学習の生態学』が11/6「毎日新聞」で紹介されました。
熊谷晋一郎氏(東京大学先端科学技術研究センター)が執筆した「くらしの明日 私の社会保障論」コーナーの中での紹介です。
「企業と当事者研究 多様性と創造性の両立――東日本大震災の後、『学習の生態学』(福島真人著)という本に出合った。その中で、原発や救急医療など失敗が許されない「高信頼性組織」が扱われていた〔…〕感銘を受けたのが、高信頼性組織が満たすべき条件の一つに、失敗を許容するジャストカルチャー(正義の文化)が挙げられていたことだ。想定外の失敗や出来事は学習の機会になる。個人の責任を追及するのではなく、組織全体で失敗が起きたメカニズムを研究する〔…〕ジャストカルチャーは、障害者が働きやすい条件だと思う。一方、後に出合った当事者研究にも、ジャストカルチャーと通じるものを見いだし、興味深く感じた」
熊谷晋一郎氏(東京大学先端科学技術研究センター)が執筆した「くらしの明日 私の社会保障論」コーナーの中での紹介です。
「企業と当事者研究 多様性と創造性の両立――東日本大震災の後、『学習の生態学』(福島真人著)という本に出合った。その中で、原発や救急医療など失敗が許されない「高信頼性組織」が扱われていた〔…〕感銘を受けたのが、高信頼性組織が満たすべき条件の一つに、失敗を許容するジャストカルチャー(正義の文化)が挙げられていたことだ。想定外の失敗や出来事は学習の機会になる。個人の責任を追及するのではなく、組織全体で失敗が起きたメカニズムを研究する〔…〕ジャストカルチャーは、障害者が働きやすい条件だと思う。一方、後に出合った当事者研究にも、ジャストカルチャーと通じるものを見いだし、興味深く感じた」