中村秀之『暁のアーカイヴ』が、表象文化論学会『REPRE』38号で紹介
2020/03/11 書評・メディア掲載
中村秀之『暁のアーカイヴ――戦後日本映画の歴史的経験』が、表象文化論学会ニューズレター『REPRE』38号(2020年)で紹介されました(評者は角尾宣信氏)。
「本書は、緻密なテクスト分析と歴史的資料の渉猟、そして鋭利な哲学的感性を以て、敗戦後日本の映画を再検討してきた著者・中村秀之による、23本にも及ぶ既出の論文および研究発表のアーカイヴである。〔…〕映画研究の最先端で、記憶と記憶違いが揺らめく暁に、研究は作品へと限りなく近接する。現代のアーカイヴ的環境において、歴史の亡霊に憑かれる技法こそ、本書が読者に与える最大の贈り物に思う」
「本書は、緻密なテクスト分析と歴史的資料の渉猟、そして鋭利な哲学的感性を以て、敗戦後日本の映画を再検討してきた著者・中村秀之による、23本にも及ぶ既出の論文および研究発表のアーカイヴである。〔…〕映画研究の最先端で、記憶と記憶違いが揺らめく暁に、研究は作品へと限りなく近接する。現代のアーカイヴ的環境において、歴史の亡霊に憑かれる技法こそ、本書が読者に与える最大の贈り物に思う」