『ハイデッガー全集』継続刊行と既刊書の販売について

『ハイデッガー全集』継続刊行と既刊書の販売について


2020年7月10日

『ハイデッガー全集』はドイツで刊行中の同全集(全103巻)の日本語版として、1985年5月15日の『道標』『四つのゼミナール』の第1回配本以来、創文社より刊行され、哲学研究の基礎文献として高い評価を得てまいりました。本年1月にお伝えしましたとおり、5月の創文社閉業にともない、続巻の刊行ならびに既刊書の提供を東京大学出版会が引き継ぎました。

1 続刊予定

東京大学出版会による続巻は、下記のとおりを予定しております。

第15巻『ゼミナーレ』(大橋良介、松丸壽雄・訳)
第16巻『演説と人生行路のその他の証言』(轟孝夫、戸島貴代志・訳)

上記2点は2021年中の刊行をめざしております。以降、年に2~3点をめどに刊行を鋭意進めてまいります。

2 既刊書の販売について

創文社による既刊書は2020年3月をもちまして終売いたしました。以後既刊書のご購入を希望される方に対しては、東京大学出版会から「プリント・オンデマンド」版で販売いいたします。本年12月末には既刊50冊(各巻予価8,000円~11,000円)の販売を開始する予定です。
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加