髙橋昭雄『ミャンマーの体制転換と農村の社会経済史』が3/20『朝日新聞』で紹介

髙橋昭雄著『ミャンマーの体制転換と農村の社会経済史 1986-2019年』が、3/20『朝日新聞』読書面掲載「ひもとく ミャンマー」で紹介されました。評者は五十嵐誠氏(朝日新聞元本社ヤンゴン支局長)。

「軍の支配について社会構造の観点から示唆を与える(…)著者はミャンマーの村が開放的で、コミュニティーを形成するのは村人同士の二者関係のネットワークだと指摘。村人には二者関係が1、2本切れてもいいという「絶縁の自由」があり、軍政は命令や監視に共同体的なつながりを使えなかったとする。村には意外と自由があり、これが逆説的に圧政を長続きさせたと論じる」
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