『UP』9月号掲載、須藤靖先生執筆「世界を切り刻む科学と…」が『朝日新聞』で紹介
2022/09/16 書評・メディア掲載
PR誌月刊『UP』(ユーピー)2022年9月号に掲載された須藤靖先生執筆の「世界を切り刻む科学とありのままに愛でる科学 注文(ちゅうぶん)の多い雑文 その五十九」が、9/16『朝日新聞』1面「折々のことば」(鷲田清一さん寄稿)で紹介されました。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15417812.html?iref=pc_rensai_long_76_article
「非効率な記述法でなくては語り尽くせない世界も確実にある」(須藤靖)
世界を切り刻み、その究極の要素や法則を探る科学と、物の多様な形姿や生態を丹念に記述する科学。前者の道を歩んできた宇宙物理学者は、漱石の小説『それから』に描かれた花を特定するためその記述を飽くことなくなで回す植物学者の仕事に圧倒され、世界の別の記述法に親しみだしたという。